AIから大谷翔平へ

いま一番の関心は大谷翔平だ。
今年のはじめごろ、一番の関心はAI(人工知能)だった。大谷翔平の活躍で、AIへの関心はどこかへ飛んでいってしまった。

注目しているポイントは、「大谷翔平は実にアート的である」ということだ。

大谷翔平はアート界という領域で活動しているわけではないので、アートではないが、アート的であるということ。
アートの本質は、これまでなかった世界や概念を創造することだと考えている。いままで見たことがなかった世界を見たいという人間の欲求に応えるためにアートがある。
大谷翔平は、自分の意思で創造し、誰も見たことのない世界を見せてくれている。

ベーブ・ルースの再来とも言われているけど、全然レベルと次元が違う。
別にベーブ・ルースは、自分の意思で二刀流を選んだわけではない。彼の才能が優れていたので、周囲の要望によって結果的にそうなっただけなのだ。ベーブ・ルースと比較するのは、大谷翔平に対して失礼だとさえ思っている。まったく違うレベルと次元で日々戦っているのだから。

これは勝手な想像だけど、MoMA(ニューヨーク近代美術館)のキュレーターも大谷翔平に注目しているはずだ。近い将来、大谷翔平のアイテムをMoMAがコレクションすることになるだろう。
MoMAは、アート作品だけでなく、これまでにもアート的なモノをコレクションしている。iモードの絵文字、NASAの月面着陸の写真などもコレクションしている。それは、アートの本質的な部分にフォーカスしているからだ。

ベーブ・ルースとの比較はナンセンス。マルセル・デュシャンとの比較の方がしっくりくるくらい。
しばらくは、大谷翔平がどんな世界を創造し続けるのか注目することになりそうだ。

SNSでもご購読できます。